【Photoshop】超簡単!画像にグラデーションを適用する方法

「今日買って明日使えるPhotoshopテクニック」を紹介するコーナーです。

めでたく2回目を迎えました。
前回は1分でオシャレな画像を作る方法としてデュオトーンを紹介しました。
Twitterでは「ほんとに1分でできた!」「こんなやり方知らなかった」とか色々とお声をいただき、書いてよかったなと思いました。
自分の経験の中ではすごく初歩的なことで「こんなのみんな知っててるよな」と思ってたのですが、
初心者の方にとっては簡単ですぐに使えるこうしたテクニックは重宝がってもらえたようです。

書いて良かったです。

捨てよう先入観!

今回紹介するのは「画像にグラデーションを適用する方法」です。
こんな感じになります。

前回は「画像を2色で表現する」という手法でしたが、今回の場合少し違った雰囲気になりますね。
デュオトーンの画像同様、文字を重ねた時の視認性が高く雰囲気のある画像を簡単に作れるのでアイキャッチ向きの加工だと思います。

手順です。

STEP.1
画像を開く
STEP.2
グラデーションレイヤーを作成
STEP.3
乗算を適用
STEP.4
完成!

たったこれだけです。見るからに簡単そうですね。
早速一緒にやっていきましょう!

【レイヤー】→【新規レイヤー】を追加

今回使用する画像がこちらです。

使用する画像を開いたらレイヤーウインドウの下部【新規レイヤーを追加】をクリックします。
するとこのように背景(元画像)の上に[レイヤー1]が重なった状態になります。


グラデーションツールを選択→左上のグラデーションエディターをクリックします。


すると前回の記事でも出てきた[グラデーションエディター]が開くのて、グラデーションパターンを作成します。

配色が決まったらレイヤー1にグラデーションを適用します。

始点と終点

グラデーションを適用するには画像の上でドラッグするだけ。
上から下、右から左、斜めにとドラッグする方向、距離に応じて色んなパターンのグラデーションができます。

左上から右下に向かってドラッグします。

レイヤー1が元画像の上に乗っている状態ですね。

乗算を適用

グラデーションのレイヤー1を選択してレイヤーの描画モードから乗算(じょうさん)を適用します。


できました(早)

グラデーションに乗算を適用することで下のレイヤーが透けたような効果が得られます。
今回も簡単でしたね!

グラデーションの方向を変えたい場合は?

色はそのままで斜めのグラデーションから上下のグラデーションに変更したい場合は、
そのままレイヤー1を選択して同様にグラデーションの方向を指定するだけ。

すでに乗算がかかっているのですぐに反映されます。

別の色も試したい

複数のパターンを試して仕上がりを見比べたい場合はさらに新規レイヤーを追加します。追加されたレイヤー2に同じようにグラデーションを適用→乗算です。
レイヤーパレットはこのようになっています。


目玉マークをクリックするとクリックしたレイヤーを非表示にできます。


こんな感じで【表示/非表示】を切り替えながら仕上がりを確認していきます。


【おまけ】サンプルグラデーションパターン

配色考えるの苦手!って方に幾つか作ってみたので参考にしてみてください!
カラーコードはカラーピッカーの下の部分にコピペすればOKです。

#17f676×#273297



#545be9×#ffe611


#298371×#f1f89e


#474646×#8865eb


#e80127×#a0359c


このように手軽に雰囲気のある画像が作れるのでとても便利です。
写真によってもマッチする色合いも異なるので、試行錯誤しながらかっこいいカラーリングを探してみてください!


初心者にこそ試して欲しい

サブスクリプションになったことで以前に比べてPhotohopの導入のハードルはぐっと下がりました。
このコーナーでは今後もすぐに使えるテクニックを中心に紹介していこうと思います。
PhotoshopとLightroomがセットになった「Adobeフォトプラン(12ヶ月版)」が
amazonで12000円くらいなので月額1000円弱で使う事ができます。

断言します。月額1000円の元は確実に取れます。

導入する際はお使いのPCのスペック等を確認してください。
必要システム構成をクリアしていて、極端に低スペックとか、重い作業をしなければ大丈夫だと思います。
参考 必要システム構成adobe.com

基本操作はネットや書籍で

この連載ではファイルを開く、保存する・・・と言ったごく初歩的な使い方には言及しません。
基本的な使い方は既にネット上にたくさん紹介されていますし、
初心者用の参考書を一冊読めばすんなり理解できるかと思います。

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