ロゴデザイン完成!コンセプトと作り方のテクニックをすべて公開!

先日初めての記事を投稿したのですが、大事なものが無かったので作りました。
ロゴマークです。THE DIGのロゴがこちらです。

シンプルに「DIG」の文字をデザインしました。わかりやすい。

ロゴデザインを紹介しているウェブサイトはたくさんありますが、コンセプトやデザインの決め方、実際の作り方といった裏側の作業はあまり見ることはできませんよね。というわけで、全部丸ごと公開してみることにします。
誰かの参考になったら嬉しいです。

特にこれからデザイナーになりたい方に実際の作業の流れを感じてもらって、
「うっわ、めっちゃ地味やんけ」と思わせてライバルを減らす作戦です。
冗談です、さっそく本題にいきます。

※デザインの仕事が地味なのは本当。

コンセプトを決める

デザインする前にコンセプトを決めます。とても重要なので可能な限り詳細に決めます。
ここでどれだけ深いコンセプトを決められるかによって最終的なクオリティは大きく変わって来ます。
少なくとも「どういう意図でこのようなデザインになったか」という説明はできるようにしておく必要があります。
前回の記事でも少し説明しましたが、DIGというのは本来は「掘る」という意味で、
転じて深く理解する、何かを捜すといったニュアンスで用いられるスラングです。

  • ものごとを深く理解する
  • 興味のあることを深く掘りすすめる
  • おもしろいことを探す(ディグる)

という意味を込めてタイトルを決めました。この段階で頭に浮かんだのは「地層」。
崖の断面とかに見られるあれですね。土に穴を掘っていくとどんどん地層が変わっていく感じ。地層が変わっていくように、何かを深く理解していく過程で見え方が変わったり、新たな発見があるみたいなイメージです。

SANGOをカスタマイズ

同じタイミングでブログ全体のカスタマイズにも着手しました。このブログは人気テーマのSANGOを使用しています。初期段階でのカスタマイズのアイデアとして「SANGOっぽさを無くしたいな」と考えました。

というのも人気テーマなので使っている人がとても多く、見た目がかぶってしまう可能性が高かったです。加えて元のテーマはパステルカラーの柔らかい印象だったので、その流れでパステルカラーベースでカスタマイズしている人が多かったため、あえてそのイメージと逆を行くことで差別化を狙いました。

SANGOの逆…海→→→山!

そう、山です。マウンテン。
「山」と「地層」というイメージのパズルがパチッとハマって、
これしかない!となりロゴマークのコンセプトが固まりました。

デザインのコンセプト
  • 地層みたいなイメージ
  • 山っぽいやつ
  • ふんわりした印象ではなく直線的でシャープな感じ

といった具合にイメージを膨らませていきます。
ちなみに現在使用されているいくつかの画像も地層や岩山を連想させるものになっています。

かなり具体的になってきましたね。

実際にスケッチしてみる

先ほどの具体的なデザインコンセプトを元にスケッチしていきます。「D」「I」「G」の三文字を山、地層といったイメージに当てはめていく感じです。ラフですし結構テキトーに描いちゃって大丈夫。あとでMacでキレイに描き直します。

で、こんな感じになりました。

「だいたいこんな感じでいこうかなー」くらいのレベルの完成度。
パソコンで清書していくのでラフな感じで構いません。

デザインの均整と耐久性

いろんな考え方があると思いますが、自分は美しく整ったデザインには感覚ではなく数値的な均整が必要だと考えていて、
「なんとなくカッコいいから」ではデザインのコンセプトとしては弱いです。
また、長い年月の使用に耐えられる耐久性も求められます。ロゴデザインがコロコロ変わるのって見る人も混乱するので。

上記の理由から、結果的に長期間の使用に耐えられる=数値的に均整のとれたデザイン(図形)という考えに至りました。
経験談ですが、均整の取れたデザインは長期間使用しても飽きません。トレンドばかり意識していると時間の経過とともに「古くさく」なってくる。そういうデザインはできるだけ避けた方が良いと思います。

スケッチを元にパソコンでの作業

次に先ほどのラフを元にパソコンで作業していきます。実際はスケッチを画面に配置してトレースしながら作業していたのですが、途中でパースが狂いまくっていてなんの意味もないことに気づいたので、結局スケッチをベースにバランスの取れたデザインを探っていくような流れに軌道修正をしました。

注意
トレースしたい方はスケッチの段階でちゃんと製図しましょう

ここからはすべてIllustratorで作業して行きます。うちで使っているバージョンはCCになります。

ベースになるのは山(▲)です。


高さを決めたら3等分します。


3等分した真ん中のパーツをさらに3分割→分割された1/3の高さを一番下にコピー
最初の山をコピーして縮小→ガイドに沿って3つ配置。


この3つの山をベースにDIGの文字をデザインして行きます。
最終的な各パーツの位置はこのような感じになりました。


山の斜面に沿ってガイドを引いていきます。

こんな感じ。
この状態ではなんのこっちゃ分かんないですよね。でもこれで大丈夫です。

パスファインダー→分割→グループ解除

するとこうなりますので、不要な部分を削除

パスファインダー→連結

できました。

ガイドを正確に合わせないと分割した際に形が崩れるので結構集中力が要ります。がんばりましょう。
最初の段階で底の部分をフラットにしていたのですが、固すぎる印象だったので角丸のパターンも作ってみることに。
角丸の場合は正円をこのように置きます。


ただし、直線に比べて正円をピッタリとガイドに合わせるのはかなり難しいので、上手く分割できない事があると思います。
そんな時は[角丸長方形ツール]を使うと簡単です。


こんな感じになります。先ほどと同様、分割→不要部分を削除→連結して完成です
角丸の方がしっくり来たのでこちらで決定としました!

最初のガイドと完成したロゴを重ねたもの。
バッチリですね!

デザインのコンセプト
  • 地層みたいなイメージ
  • 山っぽいやつ
  • ふんわりした印象ではなく直線的でシャープな感じ

繰り返しになりますが今回のデザインコンセプトは上記の3点。
DIG(掘る)という言葉から地層、山を着想して、一つの山(▲)からデザインを展開していきました。
また、カスタマイズ考え方のベースになった「SANGOっぽさを無くす」というアイデアと山のイメージが合致していて、うまく全体のコンセプトを体現できるデザインになったと思います。

小さなマーク1つにこうした意図が込められています。


アレンジが効くデザインだと便利

とても単純なデザインなのでいろいろな使い方ができます。

このように背景として見切れるくらい大きく配置してみたり

一部が隠れてしまっても認識できます。

イラストっぽいロゴや細い線などが多い繊細なデザインだとだとこういう使い方は難しいかと思います。
好みもありますが、単純なデザインの方が汎用性が高いので、個人的にはシンプルなデザインを用途に応じてアレンジして使用するのが好きです。もちろんこのような使い方をすることもコンセプトの段階から想定してデザインしました。

カラーリングはモノトーンベースのブログに合わせるため、特に設定しておらず、使う場所に応じて色んなパターンで使っていく予定です。
紹介したのは最終案なので、ここに至るまで三角形の角度を調整したり色々試しながら10パターンくらい作ったと思います。

もうしばらくロゴデザインはやりたくないですね(笑)

ブログへの愛着が増した

まだ2記事しかないのですが、顔というべきロゴマークが完成したことでやっと本格的に更新できる体制になったかなと思います。
細かい部分のカスタマイズはまだまだいじりたい部分もたくさんあるのですが、少しずつですね。
満足のいく形になったらカスタマイズをまとめた記事も書いてみたいと思います!

デザインの経験が無い方にとっていきなりデザイン制作はかなりハードルが高いですが、ココナラなどのクラウドソーシングを利用してデザイナーに発注するのもアリだと思います。その際、今回のようにスケッチやコンセプトシートがあるとデザイナーへの指示も明確になって思った通りのデザインに仕上げることができると思います。

ぜひ自分だけのロゴマークを作って見てください!楽しいですよ!

作業はすごく地味だけど(笑)

3 Comments

ロゴを作成したい七緒

プロってすごーい😆✨と感激。
でも、無料で公開してよかったんですか💦と心配になりました。笑

ど素人の私にはとても、ここまでのハイクオリティな作品を作ることはできそうにもないですが、参考にさせて下さい!

コンセプトだけは、しっかり持って作ってみます✊🏻♥️

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minimalgreen

ゲストユーザーはGravatorというサービスを利用すれば自分のアバターが表示出来るみたいなのでコメントさせていただきます。
わかりやすいロゴ制作の過程を公開して下さりとても勉強になりました。

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